6月6日(現地時間)、アメリカ?フィラデルフィアのトーマス?ジェファーソン大学と本学の間で大学間学術交流協定を締結しました。調印式はトーマス?ジェファーソン大学で開催され、両大学の関係者が出席しました。
この協定により、学生?教職員の交流、共同研究、シンポジウムの開催、教育プログラムの共有など、多岐にわたる連携が期待されており、とくに医学、医療機器開発、工学などの分野での協力が見込まれています。

本学からは、藤澤正人学長、村上卓道医学研究科長、村垣善浩医学研究科教授、祇園景子医学研究科特命教授らが出席し、神戸市シリコンバレーオフィスや連携企業関係者も同席しました。

トーマス?ジェファーソン大学からは、Susan Aldridge学長、Said Ibrahim医学部長、Matt Dane Baker副学長、Charles Pohl学務部統括部長?ジャパンセンター長をはじめ、医学?工学分野の関係者が多数出席しました。

藤澤学長は調印式のスピーチの中で、「本協定は単なる文書ではなく、持続的かつ実質的な連携のための出発点であり、国際的視野を持った人材育成にも資するもの」と述べ、今後の協力に強い期待を示しました。

トーマス?ジェファーソン大学のAldridge学長は、本学による訪問に対する深い感謝の意を述べるとともに、新たな学術交流協定の締結を歓迎しました。特にロボティクスや人工知能などの分野における共同研究の推進が、医療の質やアクセス向上に寄与する重要性を強調しました。

なお、フィラデルフィア滞在中にはロボット手術や医療デザイン教育に関する意見交換も行われました。神戸市とフィラデルフィア市は親善協力都市の関係にあり、今回の協定締結は、両都市?両大学間の友好と交流をさらに深める契機ともなることが期待されます。

(企画部国際連携課)